三幸製菓三幸製菓

食品安全・品質方針

  • 消費者を起点とした品質保証体制の下、法令・社内基準を遵守し、⽣産活動をおこないます。
  • お客様の要望に真摯に⽿を傾け、お客様に満⾜していただける品質を追求します。
  • 安全性について妥協することなく、計画・実⾏・チェックの機能の働く体制作り・運⽤に常に取り組み続けます。
  • 製品の安全性に問題が⽣じた場合、原因追及・再発防⽌に努めます。
  • 取引先と連携し、細部まで安全を追求していきます。
  • 経営のリーダーシップのもと、社員⼀⼈ひとりが安全で⾼品質な商品の提供に最善を尽くします。

FSSC22000(食品安全システム認証)取得

荒川第5工場:2015年7月10日取得、新発田第1~第4工場:2023年2月6日再取得、新発田第5工場:2023年2月6日取得

食品安全の確保への取り組み

弊社はこれまで、企業理念「三つの幸せ」の実現を目指し、安全で美味しい商品の安定供給に努めて参りました。

2022年5月には総合安全品質保証室を新設し、食品安全、労働安全、防火防災などといった総合安全の確保を、最優先に取り組んでおります。
こうした中、弊社における食品安全を維持する仕組みを強化するために、新発田第1工場から第4工場とあわせて、2021年9月に稼働を開始した新発田第5工場についても、FSSC22000を、2023年2月に新規取得いたしました。
FSSC22000の取得工場を始めとして、弊社工場にて、食品安全を維持する仕組みの運用を、今後とも一層強化・推進し、安全で美味しい商品を、皆さまにご提供いたします。

FSSC22000について

食品安全の国際規格には、ISO22000を始めとした様々な規格があります。この中で、FSSC22000は、GFSI※1によって承認された、食品安全の国際規格です。

FSSC22000は、ISO22000に加え、食品安全のための前提条件プログラム※2と、追加要求事項※3から構成されます。

つまり、FSSC22000は、ISO22000を基本に、GFSIにより認められた衛生管理、原料資材の安全性、食品防御などの観点から、食品安全を維持するための国際規格です。

※1:Global Food Safety Initiative(国際食品安全イニシアチブ) の略称。食品小売業界が中心となり、2005年に設立された非営利団体で、食品安全を国際的に推進する。

※2:食品を製造する、或いは取り扱う前に準備すべき食品衛生に係る手順。

※3:食物アレルギーに係るラベル表示、食品防御、食品偽装の防止などから構成されるFSSC22000独自の要求事項。

生産工程における取り組みについて

  • 原料

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    設備面における取り組み

    • 異物混入を防ぐシフター(漉し網)

      シフターと呼ばれる漉し網を使用し、原料内に混入した異物を除去します。

  • 洗米
  • 水漬け
  • 粉砕
  • 蒸練

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    設備面における取り組み

    • 異物混入を防ぐ漉し網

      漉し網を使用し、粉砕後の原料内に混入した異物を除去します。

    体制・運用面における取り組み

    • 品質と味の安定化のため、30分に1回、温度測定検査と水分測定検査を実施し、規格基準内の適切な品質であるかをチェックしています。

  • 延し・型抜き

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    設備面における取り組み

    • 異物混入を防ぐ金属異物検査機

      生地を延した後に、金属異物検査機を用いて全量検査を実施しています。

      生産稼働前に金属を含む試験用の製品を使用して金属異物検査装置の動作確認を行ってから生産を始めます。
      金属異物の混入が起きないよう、全量検査を実施しています。

    体制・運用面における取り組み

    • 品質と味の安定化のため、15分に1回、生地の重量測定検査を実施し、規格基準内の適切な品質であるかをチェックしています。

  • 第一乾燥

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    設備面における取り組み

    • 異物混入を防ぐ金属異物検査機

      生産稼働前に、金属を含む試験用の製品を使用して金属異物検査装置の動作確認を行ってから生産を始めます。金属異物の混入が起きないよう、全量検査を実施しています。

    • 微細金属検査装置

      金属異物混入防止のため、金属異物検査機の後に検出原理が異なる微細金属検査装置を設置して、二重の全量検査を行っています。

    体制・運用面における取り組み

    • 第一乾燥

      品質と味の安定化のため、30分に1回、水分測定検査を実施し、規格基準内の適切な品質であるかをチェックしています。

      ※「第一乾燥」〜「焼き」までの取り組み内容は同一となります。

  • ねかせ
  • 第二乾燥

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    体制・運用面における取り組み

    • 第二乾燥

      品質と味の安定化のため、30分に1回、水分測定検査を実施し、規格基準内の適切な品質であるかをチェックしています。

      ※「第一乾燥」〜「焼き」までの取り組み内容は同一となります。

  • 焼き

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    体制・運用面における取り組み

    • 焼き

      品質と味の安定化のため、30分に1回、水分測定検査を実施し、規格基準内の適切な品質であるかをチェックしています。

      ※「第一乾燥」〜「焼き」までの取り組み内容は同一となります。

  • 味付け

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    体制・運用面における取り組み

    • 味付け

      品質と味の安定化のため、3つの観点で規格基準内の適切な品質であるかをチェックしています。
      ①水分測定検査
      ②調味材の付着量検査
      ③担当従業員の実食による食味検査

  • 包装 ※検品

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    体制・運用面における取り組み

    • 包装※検品

      品質と味の安定化のため、30分に1回、水分測定検査を実施し、規格基準内の適切な品質であるかをチェックしています。

      ・目視包装検査
      包装工程に入る前に製品の欠け、汚れなどを人の目でも確認しています。

  • 包装 ※内袋

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    設備面における取り組み

    • 【1】色彩形状選別機(一部製造ラインに導入)

      製品の形状を認識する装置を用いて、変形したもの・欠けたものなどを除去しています。この装置は色彩も検知できることから、製品についた汚れなども同時に検知し除去しています。

    • 【2】欠け・割れ検査機

      製品の形状を画像で認識する装置を用いて、規格外の形状(欠け、割れ)を自動で除去しています。

    • 【3】噛み込み検査機

      「噛み込み」(製品(菓子)が包装フィルムに挟まり、製品が割れたり、包装の不良が生じたもの)を検知する装置を用いて除去しています。

    体制・運用面における取り組み

    • 残存酸素濃度検査(一部対象商品)

      ピーナッツ等は酸素に触れると次第に味が悪くなるので、封をする前に内袋に窒素を充填して酸素を追い出しています。適切に酸素を内袋内から除くことができたかどうかを、酸素濃度計を使って検査しています。

    • 包装密封検査(一部対象商品)

      窒素を充填した個袋に隙間があると、窒素が逃げて酸素が入ってしまいます。
      浸透性の高い赤い液体をシール部に吹き付けて、隙間がないか検査しています。

  • 包装 ※外袋

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    設備面における取り組み

    • 【1】大袋検査機

      製品の外袋への包装において、外袋(大袋)の接着状態を検査する装置を用いて、接着不良品を除去しています。

    • 【2】金属検出機付オートウェイトチェッカー

      金属異物混入を除去するとともに規格の重量として異常がないかを検査する装置を用いて、規格外品を除去しています。

    • 【3】印字検査機

      賞味期限が正しい位置に正しく印字されているかを検査する装置です。これを用いて、賞味期限の印字不良を除去しています。

    体制・運用面における取り組み

    • 包装の接着強度検査

      包装(外装・内装)の接着が適切な強度となっているかの確認を実施しています。

  • 箱詰め

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    設備面における取り組み

    • オートウェイトチェッカー

      規格の重量として異常がないかを計量し、既定の製品数が梱包されているかを検査する装置を用いて、規格外品を除去します。

  • 出荷
  • 販売店・ご自宅